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| 在日コリアンの日常生活において提起される国籍、在留資格、相続、福祉等の諸問題を解決するための解説集です。センターによくある質問・相談の事例なども掲載しております。 |
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在留資格～～新在留管理制度 あれこれ |
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② 解説ー名前の表記と「通称名」 |
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新在留管理制度の施行（2012年7月）により、特別永住者には「特別永住者証明書」が、その他の中長期在留者には「在留カード」が交付されています。
ご存じのとおり、これらの証明書の券面に記載される姓名は、その本人が所持する「有効な旅券」に記載されているアルファベットの表記です。不当にも日本政府は朝鮮民主主義人民共和国の旅券を「有効な旅券」とはみなしていません。そのため朝鮮籍同胞の名前の表記は漢字のみ（＊しかも、この漢字は日本の正字の範囲内に限られます）となります。
私たち同胞や中国・台湾の人たちのように本国法上名前を漢字で表記する人の場合、券面には漢字でも併記されます。（＊新制度施行後に来日した人については原則、アルファベットの表記のみです。漢字の併記を希望する場合、1500円の手数料が必要になります。）
旧制度では、外国人登録証に「通称名」が記載されましたが、新制度下で交付されるこれら2つのカードには「通称名」は記載されません。「通称名」は住民基本台帳にのみ登録されることになり、外国籍住民の「通称名」は市町村が管理することになりました。 もともと「通称名」を持っていた人の場合、新制度下でも住民票に「通称名」として記載され引き続き使用できますが、新たに「通称名」を作ろうという場合や、別のものへの変更は困難になっています。昨年の11月15日付の総務省・自治行政局の通知http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/pdf/20131115_18.pdfにより、①住民票への通称名の記載には要件を厳格に確認すること、②既存の通称名を削除し、新たに通称名を登録することは原則として認めない、という厳しい取扱いになっています。 但し、実際は自治体毎に対応が異なるので、窓口で相談をして下さい。同胞と婚姻した日本人配偶者が同胞の通称名を、また、同胞と養子縁組した養子が養親の通称名を名乗る場合は、従来の取り扱いです。
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ＮＰＯ法人 同胞法律・生活センター ＴＥＬ:03-5818-5424
E-Mail:tonposoudan@yahoo.co.jp
相談は無料、秘密は厳守します。お気軽にご相談下さい。 |
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