 |
|
|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
| 多様化する相談>> 社会保障>> 住まいサポート部>> 高齢者福祉>> 子どもに関する相談>> |
|
| 在日コリアンの日常生活において提起される国籍、在留資格、相続、福祉等の諸問題を解決するための解説集です。センターによくある質問・相談の事例なども掲載しております。 |
|
|
在日コリアンならではの相談事例 あれこれ |
|
|
|
家族関係登録簿～朝鮮籍の妻の生年月日の訂正 |
|
 |
|
Q 先頃、老齢年金の申請手続きのため南の家族関係登録簿を確認したところ、妻の生年月日が日本の特別永住者証明書上のものとは間違って記載されていることに気づきました。将来の相続のことなどを考えて今のうちに訂正しておきたいと思います。私は韓国籍ですが、妻は朝鮮籍です。訂正はできるのでしょうか？
A 在日同胞の場合、南の故郷への婚姻や子の出生の申告は数十年も後になって家族全員分をまとめて行ったり、現地の親戚に頼むようなことも多いようです。そのため生年月日や名前の漢字、あるいは出生地が間違って記載されていることが少なくありません。
妻が朝鮮籍であっても生年月日の訂正は可能です。
日本の特別永住者証明書に記載されている生年月日が正しく、家族関係登録簿に記載されたものが間違いである場合、登録基準地（本籍地）を管轄する法院（裁判所）に「家族関係登録簿の訂正の許可申請」を行います。
この「訂正の許可申請」は直接の当事者のみならず、配偶者や親など、当事者と利害関係のある人が申請人となって申立てを行うことができます。
この事例では韓国籍の夫が申請人になり、妻（事件本人）の家族関係登録簿上の生年月日の訂正の許可申請を行えばよいです。（＊ちなみに、名前を変える「改名の許可申請」はその当事者本人か弁護士などの代理人しか申請人になれません。）
申請は、最寄りの駐日韓国総領事館を窓口にして行うか、登録基準地を管轄する法院に直接郵送で行うことができます。この手続きで大事なのは、真の生年月日を証明する疎明資料です。申請人の姓名と正しい生年月日が一緒に記載されているものを添付します。
例えば、（日本の役所に提出した）出生届の写しや医師の出産証明が押印された母子手帳、運転免許証、健康保険証、年金手帳、卒業証明書、生命保険などの保険証書など。
申請の用紙は領事館でももらえますし、また韓国大法院（最高裁判所）のホームページからもダウンロードできます。
必要事項と、訂正を求める理由、すなわち何故間違っているのか、訂正をしないとどのような不都合があるのか、などを整理して書きます。
上述の疎明資料の他、申請人の在外国民登録簿謄本、妻の家族関係証明書や婚姻関係証明、住民票が1通ずつが必要です。
詳細はセンター事務局までお問い合わせください。
|
|
|
|
 |
| |
ＮＰＯ法人 同胞法律・生活センター ＴＥＬ:03-5818-5424
E-Mail:tonposoudan@yahoo.co.jp
相談は無料、秘密は厳守します。お気軽にご相談下さい。 |
|
|
|
|
|
